海外旅行の準備

タイ旅行の準備

TDAC登録、ビザ免除の日数、持ち物。出発前に確かめること

まず知っておくこと

ビザ

不要(観光目的)

2026年8月時点では60日間の滞在が認められているが、タイ政府は30日への短縮を決定済みで、官報告示から15日後に切り替わる見込み。出発直前にも必ず確認する。

ビザなし滞在

60日間(変更予定あり)

タイ内閣は2026年5月19日、観光目的の免除日数を60日から30日に戻す改正を承認した。施行は官報掲載の15日後で、2026年8月時点ではまだ掲載されておらず60日のままとみられる。

パスポート残存

6か月以上

入国時点で残存有効期間が6か月以上あることが条件とされている。往復航空券や滞在費用の証明を求められる場合もある。

渡航認証

TDAC(電子入国カード)

国籍を問わず全ての入国者が対象。到着3日前からタイ入国管理局の公式サイトでオンライン登録する。登録は無料で、代行を名乗る有料サイトには注意が必要。

通貨

タイバーツ(THB)

補助通貨はサタンで、1バーツ=100サタン。

時差

日本より2時間遅い

サマータイムはない。

プラグ・電圧

A/Cタイプ、220V・50Hz

コンセントは平型(Aタイプ)と丸型(Cタイプ)が併用されている。

危険情報

主要都市は指定なし

バンコクなど観光の中心地に危険情報は出ていない(2026年7月2日時点)。カンボジア国境付近やナラティワート・ヤラー・パッタニーなど南部3県周辺はレベル2〜3の指定がある。

上の表の出典(11 件)を見る

最終確認 2026-08-23

3か月前

パスポートの残存期間

タイ入国時には、パスポートの残存有効期間が6か月以上必要とタイ外務省が案内している。有効期限内であっても、残りの期間がこれに満たないと搭乗や入国を断られることがある。

出発日から逆算して6か月を切りそうな場合は、旅行の計画を立てる段階でパスポートの更新を検討したほうがよい。

出典

ビザと渡航認証

日本国籍のパスポートで観光目的なら、2026年8月時点ではビザなしで60日間滞在できる。ただしタイ内閣は2026年5月19日、この60日間の免除を廃止して30日間に戻す改正を承認しており、官報に掲載されてから15日後に切り替わる。掲載時期は本稿の確認時点で未定のため、渡航直前にもう一度確認する。

この60日間免除とは別に、全ての入国者はTDAC(Thailand Digital Arrival Card)というオンラインの入国カードへの登録が必要になっている。タイ入国管理局の公式サイトから、到着日を含む3日前より登録でき、費用はかからない。代行申請を謳って手数料を取るサイトが多数あるが、公式サイト以外での登録や支払いは避ける。

観光目的の入国では、往復または次の目的地への航空券と、当面の滞在費用を示せることも条件に挙げられている。窓口で提示を求められる場合に備え、予約控えは印刷またはスマートフォンですぐ出せるようにしておく。

出典

予防接種と健康

入国のために接種が義務づけられているワクチンはない。厚生労働省検疫所は、A型肝炎・B型肝炎・破傷風・腸チフスの接種を渡航者に勧めており、動物との接触が見込まれる場合は狂犬病、農村部に長期滞在する場合は日本脳炎も検討するよう案内している。

デング熱とチクングニア熱はタイ全土で報告があり、蚊に刺されないための対策が基本になる。マラリアのリスクはバンコク・チェンマイ・パタヤなどの都市部にはなく、南部や国境沿い、農村部・森林部に限られる。

最も患者数が多いのは食中毒や水系の急性下痢症で、水道水を直接飲まない、衛生管理の行き届いた店を選ぶといった注意が呼びかけられている。狂犬病は毎年患者が報告されており、野犬や野良猫には近づかない、触らないことが勧められている。

出典

  • 厚生労働省検疫所(FORTH)/タイ(2026-08-23 確認)

1か月前

海外旅行保険

外務省は、海外旅行中は十分注意していても事故や事件に遭う可能性が消えるわけではなく、慣れない環境で体調を崩すこともあるとして、海外旅行保険への加入を勧めている。保険に入っていなかったために、病気やけが、盗難の被害で大きな出費を強いられた例が多いという。

保険では治療費・入院費のほか、緊急移送や帰国のための交通費、盗難の補償、他人にけがをさせた場合の賠償責任などがカバーされる。クレジットカード付帯の保険で代える場合は、補償の上限額や、けがや病気の原因によっては対象外になる条件がないか、出発前に確認しておくとよい。

出典

通信(eSIM・SIM・Wi-Fi)

タイの通信規制当局(NBTC)は外国人向けの本人確認・登録の仕組みを設けており、現地でSIMカードを契約する際はパスポートの提示が前提になっている。空港のカウンターやコンビニ、携帯電話会社の店舗でプリペイドSIMを購入する場合も、パスポートを持って行く。

eSIMや空港・市中でのWi-Fiレンタルの選択肢は複数あるが、料金プランや対応エリアを一覧できる公的な案内は見当たらない。出発前に契約中の通信会社の海外ローミングを確認しつつ、現地の選択肢は到着後にカウンターで比較するのが現実的。

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たびレジと在留届

3か月未満の旅行なら「たびレジ」への登録が外務省から勧められている。渡航先や日程を登録しておくと、出発前や滞在中に現地の安全情報が届き、現地で事件や事故に巻き込まれた際に大使館からの支援を受けやすくなる。

一方、3か月以上タイに滞在する場合は、旅券法第16条にもとづき在留届の提出が義務になる。現地到着の90日前からオンラインで提出でき、氏名や滞在先住所、緊急連絡先などを登録する。

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1週間前

お金と支払い

通貨はタイバーツ(THB)で、補助単位のサタンと合わせて使われている。多額の現金を持ち歩く際は、外国通貨で2万米ドル相当、タイバーツで45万バーツを超えると税関への申告が必要で、申告をしなかったり内容を偽ったりすると刑事罰の対象になる。

在タイ日本国大使館は、見知らぬ人から「お札を見せてほしい」などと声をかけられ、やり取りの間に現金やクレジットカードを抜き取られる被害がバンコク市内で相次いでいると注意を呼びかけている。声をかけられても応じず、その場を離れるのが基本的な対処になる。

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電源プラグと電圧

電圧は220V・50Hzで、日本の100V専用の家電(ドライヤーなど)をそのまま使うと故障の原因になるため変圧器が必要になる。スマートフォンやノートパソコンの充電器は100〜240V対応のものが多く、その場合はプラグの形状さえ合えばそのまま使える。

コンセントの形状は、日本と同じ平型2ピン(Aタイプ)と、丸型2ピン(Cタイプ)の両方が使われている。ホテルによって差込口の形が異なるので、変換プラグは両対応のものを1つ持っておくと安心。

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気候と服装

バンコクは熱帯モンスーン気候で、年間を通じて高温多湿。年間平均気温は29.4度、平均湿度は73.4%で、最も暑いのは4〜5月で日中40度近くまで上がることもある。11月中旬から1月にかけては比較的過ごしやすい時期とされている。

チェンマイなど北部は乾季(11〜2月)の朝晩が冷え込み、早朝は10度近くまで下がることがある。日中との寒暖差が大きいので、薄手の上着を1枚持っていくと調整しやすい。

日差しは強いので、帽子・サングラス・日焼け止めがあると過ごしやすくなる。屋内の冷房が強く効いている場所も多く、羽織るものが1枚あると体調管理がしやすい。

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持ち込みと持ち出しの制限

電子タバコ・加熱式たばこ(IQOSなどを含む)は、持ち込みだけでなく所持・使用・販売のすべてが法律で禁止されている。違反すると最高で10年の懲役または50万バーツの罰金の対象になり得るため、日本で日常的に使っていても機内持ち込み手荷物から出しておく必要がある。

大麻は医療目的に限られており、娯楽目的での使用や公共の場での喫煙は認められていない。販売目的の所持や密輸には死刑や終身刑が科される場合があるとされており、日本の感覚で軽く考えるのは危険。

常備薬を持参する場合、粉薬は麻薬と誤解されるおそれがあるとして、なるべく持たないよう案内されている。処方薬は、元の容器や処方箋・薬剤情報のコピーと一緒に携帯すると説明がしやすい。

現金を持ち込む・持ち出す際は、外国通貨で2万米ドル相当、タイバーツで45万バーツを超えると税関申告が必要で、これを怠ると刑事罰の対象になる。

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現地で

現地の移動

在タイ日本国大使館は、タイの運転マナーは良いとは言えず、運転技術にばらつきがあるため事故が多いと注意を呼びかけている。歩行者側も、青信号でも左右を十分確認する必要があり、歩道をバイクが走ってくることもあるので、歩きながらのスマートフォン操作は避けたほうがよい。

自分で運転・レンタルする場合、飲酒運転には重い罰金や勾留などの罪が科される。バンコク市内は一方通行が多く交通規則も複雑なので、走行前に経路と規則を確認しておく必要がある。

交通事故に遭った場合は、言葉の問題や事後処理を考えて、タイ人スタッフや通訳の手配を大使館などに相談することが勧められている。

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マナーとタブー

在チェンマイ総領事館によれば、頭には精霊が宿るとされ、人体の中で最も尊い部位にあたる。子どもであっても頭をなでるのは控える。

反対に足の裏は不浄なものとされ、足で方向を示したり、人やものに足を向けたりするのは強い侮辱と受け取られる。寺院で座るときは、足の裏が仏像や人に向かないよう気をつける。

僧侶に対しては、女性が直接手渡しや接触をしないという習わしがある。路上で僧侶とすれ違うときは女性側が身を引き、寺院への喜捨は僧侶に直接渡さず備え付けの箱に入れる。

国王への敬意も生活の中に根づいており、映画館では上映前に国王讃歌が流れ、観客は演奏が終わるまで起立するのが慣習になっている。

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治安と多い手口

日本人が巻き込まれる被害の多くは窃盗と詐欺で、2025年は大使館に128件の被害が報告された。レストランやフードコートで椅子の背もたれにかけた荷物を盗まれる置き引き、複数人に囲まれ鋭利なもので鞄を切られるスリ、二人乗りのバイクがすれ違いざまに鞄をひったくる手口などが多く報告されている。

見知らぬ人から「お札を見せてほしい」と声をかけられ、やり取りの間に現金やカードを抜き取られる被害も報告されている。声をかけられても取り合わず、その場を離れるのが基本的な対処になる。

危険情報について、バンコクなど観光の中心地には指定がない一方、カンボジア国境から30km以内の地域と、ナラティワート・ヤラー・パッタニー各県およびソンクラー県の一部にはレベル3(渡航中止勧告)、国境から30〜50kmの地域とソンクラー県の大部分にはレベル2の指定がある(2026年7月2日時点)。2025年12月の停戦以降、大規模な衝突は起きていないとして一部でレベルが引き下げられてはいるが、緊張状態は続いている。

国王・王妃・王位継承者・摂政を侮辱する行為は刑法上の犯罪(不敬罪)とされ、3年以上15年以下の禁錮が科される可能性がある。発言だけでなくSNSへの投稿も対象になり得るため、王室に関する話題は冗談であっても避けたほうがよい。

出典

緊急時の連絡先

警察は191、消防・火災は199、救急車は1669。観光客からの通報に慣れた観光警察は1155で、英語が通じやすい。

大使館や領事館は、パスポートをなくしたときや事件・事故に巻き込まれたときの相談先になる。バンコクの在タイ日本国大使館は領事部(02-207-8502、02-696-3002)、北部滞在中は在チェンマイ日本国総領事館(052-012-500)が窓口になる。

  • 警察:191
  • 観光警察:1155
  • 消防:199
  • 救急車:1669
  • 在タイ日本国大使館 領事部:02-207-8502 / 02-696-3002
  • 在チェンマイ日本国総領事館:052-012-500

出典

調べたことは、そのまま旅程にしておくと出発前に見返せます。TRAVIO はアカウントなしで作れて、リンクを送れば同行者も同じものを見られます。

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このページについて

日本と渡航先の政府機関が公開している情報をもとに、TRAVIO が日本語で要約したものです。公式の案内ではありません。各節の出典を加工して掲載しています。入国の要件や手続きは予告なく変わるため、出発前に必ずリンク先の公式ページで確かめてください。

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